- チャバネゴキブリの特性
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北海道でよく見られる種類で15mm程の小型のゴキブリ。雌は卵鞘(らんしょう)とよばれる鞘の中に、30~40 個の卵を持っています。卵から孵化した幼虫は20~25℃の温度で約2ヶ月で成虫になります。
寒さに弱いため、以前はビルなど暖房の整った建物にしか 生息できませんでしたが、現在の住宅では冬でも十分暖かいため、発生件数が増えてきています。
また、大型のゴキブリよりも繁殖力が強いため一度増え出すと駆除が難しくなります。 - 活動時間
- 夜(夜行性)
- 生息場所
- 冷蔵庫の陰(コンプレッサー部分)などの1~2mmの隙間
アリやハチのように巣を作りませんが「コロニー」と呼ばれる集団で生息しています。 - 食べる物
- ・人の食べ物 ・ペットの糞 ・髪の毛
となんでも食べます。
オフィスビルなどではパソコンの中に生息して基盤を食べていた例もあるようです。
「燻煙剤を使ったけどいなくならない」という相談を受けることもありますが、使い方で減らせることも可能です。用量、用法の問題もありますが、狭い隙間に生息しているゴキブリに薬剤が届かないのが原因のようです。間違った使い方をしますと、集合住宅、ビルなどの場合隣や他の階に移動する可能性があります。
当社では適剤・適量・適所・の安全施工で環境保全につとめています。
- トビイロケアリの特性
- 北海道の家屋でおきるアリの被害は4月、5月頃に発生します。
風呂・台所など家屋内部で黒褐色の小さなアリが無数に発生した場合、トビイロケアリが多く床下の土台、柱、壁の中に営巣しています。
このアリは水気を帯びて腐食した木材にトンネルを堀り営巣するため 風呂の土台・ベランダの窓枠など、長年湿気などにより腐食の進んだ木材が被害にあいます。8月頃、羽アリが大量に脱出し発見される ケースが多くなります。
腐食した木材の内部や、壁の中、床下などに営巣するため、外からスプレーなどの薬をかけても、その周辺にいる一部のアリにしか効果がありません。
駆除をするには床下,壁の中などにある、巣の確認、をしなければいけません。いたずらにスプレー剤 などで刺激すると移動してしまいますので、専門業者に依頼することが確実です。
当社では適剤・適量・適所・の安全施工で環境保全につとめています。